
そうなのです。
毎度の事ながら、
時間ギリギリに今まで近づいた事も無かった
アーク森ビル イーストウイングなるところに到着、
37階にあるというアークヒルズクラブなるところを目指すも
何しろ今まで来た事も無く
辺りは暗く、
しかも雨まで降っていて、
私は一人。
嗚呼、何処からどう入って良いか分からない、
やはり私には一生縁のない場所なのか、
などといちいち絶望しながらも、
えーい、元飛び込み専門の営業マンをなめるなかれ、
と2階に登ったら実は1階が入り口で、
そして気付いてみれば、
ちゃんと結構大きな看板が有るではないですか、
ということで、
結構焦ってしまった関係で
割と肌寒かった夜にもかかわらず
私だけ汗だく、
取り急ぎ会場に入ったら
プロジェクター用のスクリーンの真ん前の席が
空いているではないですか。
ということで
毎度の事ながら厚かましくも
真ん前と思われる席に座り、
暑い暑いと首に巻き付けたる巻物を外し、
上着を脱いで首元のボタンを外し、、、
ということで
まだ始まっていなかった、ヨカッタヨカッタ。
とやっと落ち着いたところで、
ヒロタさんが満面の笑みを湛えて登場。
「今日は神様たちがいらっしゃいます。」
と、妙なまでに嬉しそうにおっしゃるので、
私まで妙なまでに嬉しくなってしまったのであります。
ということで程なくして
セモンさんとブルーナーさんが登場。
実は私、セモンさんにお会いするのはこれで3度目だったりするのですが、
以前に増して恰幅が良くなっていらっしゃった。
シャツがハチキレそうなのが少々気になるも、
お話が始まればそこはセモンさん、
セモンさんは先生としてもきっととっても優秀であったに違いない。
とにかくセモンさんのお話は
人々を惹きつける吸引力があるのです。
しかも彼自身がとても魅力的であったりするのです。
そしてヒロタさんが世界一の時計ジャーナリストと紹介するブルーナーさん、
私も写真では顔を覚えてしまうほどに拝見したことがある方であり、
そして書かれた本を拝見した事もあって、
確かにヒロタさんが神と崇めるだけのお方、
とは思っていたのではありますが、
実際にお会いしますとやはり時計が大好き、
時計についてお話するのが楽しくてたまらない、
もうとにかく熱い方でらっしゃって
もうお話ししながらどんどんボルテージが上がってしまって
話せば話すほどに熱くなる。。。
僕もこんな大人になりたい、
なんて思ったのでありました。
そしてもちろん、
そんな二人と一緒で
ヒロタさんも楽しくないはずがなく
終始ニコヤカであったのがとても印象的でした。
そしてこの二人の極めて興味深いお話、
ここにずらずら書こうかと思っていたのですが、
このまま書き進めると
とてつもなく長いお話になりそうであり、
どうやらクロノスさんが特集してくれそうな事も
おっしゃっておりましたので、
取り急ぎアカデミックなお話は
クロノスさんにお任せしてしまうのであります。
ということで時計界の神様達の宴は
妙なまでに短く感じられ、
あっという間に終了してしまったのでありますが、
本当にいつまでも聴いていたかった。
セモンさん、ブルーナーさん、ヒロタさん、
楽しい夜をありがとう、
と、改めてお礼を申し上げたい私でした。
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