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今更ながらやはりウツクシイ、ギルトダイヤル。

1582435.jpg


ロレックス ROLEX エクスプローラー 1016 アンティーク メンズ 腕時計

ロレックス エクスプローラー
Ref. 1016 1967年製




しかしながら
海の向こうのオークションでは
6263が1億1千万円、
2499は2億2千万円と
大変な事になっていたようで

このようなクレイジーなことになっているのは
もちろん極一部だけなのでありますが

やはりいくらかの底上げ効果というものが懸念される訳で
アンティークウォッチ達は一体、
何処に行こうとしているのか。

時計というものは高値安定になってしまうと
当然のように仕入れ値が上がる訳で

そうなってくると変なもの、
すなわちマガイモノが混入する確率も上がり

もちろん販売価格が高くなると
当然のように回転率が落ちる、
すなわち売れるスピードが遅くなる訳で

こんな事が続いていると
市場から活気が失われてくる。

すると流通量が減って来て
そのうち誰も欲しがらなくなる。

それでもモノが沢山有れば、
または潜在的に根強い人気があるものであれば
そこから盛り返す事もあるのですが、、、


とか余計な心配をしていないで本題です。


上に貼付けたる写真、
すっかりお馴染みの通称「ブラックミラーダイヤル」
外国の人にはギルトダイヤルと言わないと
通じなかったりしまして

現在ではやたらと通なアイテムとして
そしてこれこそ高値安定な訳で
それこそオークション爆裂アイテムの
予備軍となってしまっている訳ですが

15年位前のこと、
当時人気絶頂であったエクスプローラー達、
すなわちIとIIは

アンティークのスポーツモデルとして
デイトナに続いてその販売価格が
50万円を越えたのでありました。

しかしその当時は
何故か人気が高年式に集中しており

このスバラシイ風合いを持つギルトダイヤルより
1970年代のハック(秒針停止装置)付きの方が
人気が高かった、
という妙な現象が起きていたのでありました。。。


と、ムカシ話は適当にしておいて、
今度こそ本題のギルトダイヤルの話です。

ギルトダイヤルは1960年代半ばくらいまで、
サブマリーナやGMTマスター等はもちろん、

デイトジャストやオイスターパーペチュアル等にも
黒い艶有り文字盤と言えばこれ、
という感じで沢山存在していたようでありますが、

特にスポーツモデルに関しては
夜光塗料を沢山盛った針やインデックスが
当然のように艶消しになってしまう故、

視認性を考えると
つやがある黒文字盤の方が高いコントラストを
確保出来るし都合が良かった。

だからロレックスさんは長い事
このギルトダイヤルに拘っていたけど

生産ラインの画期的な改善が実現されたとされる1967年頃を境に
全面的にギルトダイヤルを止めてしまっているのです。

見るからに印刷が大変そうで、
そのわりには痛みやすいギルトダイヤルは一旦姿を消しますが

1980年代にはラッカーポリッシュと言う
これまた手間のかかる製法ながら
艶有り黒文字盤が復活した事を考えると

ギルトダイヤルなき後を支え続けた
ブラックマットの文字盤達は
ロレックスさんにとって本意ではなかった、

なんて言うと怒られてしまうのでしょうか?

とか言いながら
話が唐突に切り替わってしまいますが

どうのこうの言いまして、
エクスプローラーの文字盤のデザイン、

私がことあるごとに強調する
至高の視認性もさることながら
やはりこのデザインバランスの良さは尋常ではない。

今更ですが。

そしてベゼルがすっきりしているせいもあってか、
この1016のギルトダイヤルが一番映える、
といいますか風合いがよろしいように感じてしまうのです。

しかも出来ればサークルラインは無い方が良いのです。

サークルラインが無くなって
夜光塗料がトリチウムになった後の
通称「ライトゴールド」と呼ばれるロゴや針の発色が
漆黒にこの上なく映える、そんな気がするのです。

更にはサークルラインが無くなって
12時位置の逆二等辺三角形のインデックスが
若干長くなるのですが

この1016の顔はこれをもって完成形、
という気がしてならないのです。

この世に時計は数有れど、
これ程までにスバラシイ風合いを醸し出す顔、
そんなに無いような気がする。


ということで
いよいよ自分が何を言いたかったのか
本格的に分からなくなって来ましたが

1016のギルトダイヤルは
改めて眺めてみるに、
ことのほか妖艶であった、

というお話でした。



ロレックス ROLEX エクスプローラー 1016 アンティーク メンズ 腕時計

ロレックス エクスプローラー
Ref. 1016 1967年製
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ジャンル : ファッション・ブランド

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wakmanndiver様

こんばんは。
ギルトダイヤルは虜になる魅力がありますね。
新品当時の色合いと現存するものとの色合いの違いは判りませんが、現行品でも魅力ある黒色を再現してほしいものです。
>1980年代にはラッカーポリッシュと言うこれまた手間のかかる製法

80年代以降の黒文字盤はプラスチックみたいな手抜きと思っておりました。
80年代以降、艶あり黒色は年々改良され色合いが良くなってきたと思いますが、チープ感は変わらないですね。
ロレは他メーカーと比べ、80年代以降は黒色の出し方がヘタクソと思います。

Re: wakmanndiver様

イワさん、いつもありがとうございます。

そうなんです、ギルトダイヤルはいいんです。
流通価格は高すぎますが。

そしてロレックスさんが1980年代以降に
多用するようになったラッカーポリッシュですが、

初期のものはヒビ割れが連発してしまって
通称スパイダーダイヤル等と
褒められているのかケナされているのか
分からないような言われ方をしていますねw

近年、余程技術が進歩したらしく、
このコストがかかるラッカーポリッシュを
ロンジンさんをはじめとする
定価で50万円以下の時計達が相次いで採用を始め

ラッカーポリッシュでは差別化が難しくなったそうで
これにクリアラッカーを吹く等して表面を荒らし、
正面から見ると深い黒、
斜めから見るとまたニュアンスが変化するような
より凝った文字盤を採用するようになった、

以上、クロノスさんの受け売りでした。(爆)

ちなみに私はロンジンさんのレジェンドダイバーを
いたく気に入っているのですが、

この時計の文字盤は
少しギルトダイヤルのニュアンスに
近いものがあるような気がしているのですが。

ご返信ありがとうございます

ロンジンのレジェンドダイバーはカッコイイですね。
カレンダー付でレギュラー化されたみたいですね。
現物見る機会があれば文字盤を凝視します。

No title

 こんばんは。
お世話になります。

販売価格見てびっくりしました。

私、アンティークは特に詳しくないので迷わず現行買いますが、凄い世界なんですね~

私が学生の頃のランキング本で、1位がロレックス、2位がグランドセイコー、3位がホイヤーだったのを覚えていますが、1位のロレがエクワンのふちなしのインデックスで50万以下の値段だったと思います。

その時は、ロレはもちろんの事ホイヤーも買えずスウォッチをしていました(笑

あの時買っていればお宝だったかもしれないですね。

Re: No title

トモジャパンさん、こんばんは。

そうなんです、不当に高いんです!
さすがにこれではなかなか売れませんよね!

でもこれが恐ろしい事に、
30%くらい割引したとすれば
完全に相場以下になって
そうなったら3日も持たずに売れてしまう事でしょう。

だからこんな値段なんです。
恐ろしいですね!


ギルトダイヤル(私にはブラックミラーダイヤルの方がしっくり来ますね(笑))の1016、やはりカッコイイですね(^_^)

しかし、最近はあまり価格を見ていなかったのですが、今はもう3桁が普通なんですか?

一寸前までは、2桁で収まってた様な・・・(-_-)

ミラーの質感って魅力的なのですが、価格高いですね(*_*)

お金があっても手を出さないなぁ(^_^;)

ラッカーポリッシュって、とても手間が掛かる手法なんですね(驚)

以前雑誌で、安価で出来るダイヤルみたいな感じで書かれていたので、鵜呑みにしていました(;´д`)

もっと勉強しなければ f(^_^;


偶然にも、最近レジェンドダイバーを物色していました。

レジェンドダイバー、やっぱりカッコイイですよね(^^)

デザインも勿論ですが、あの価格であの質感なら文句無しだと思います。

最近、DJ一本君になろうと思っていましたが、レジェンドダイバーは未だに後ろ髪引かれています(^_^)

Re: タイトルなし

みつぼんさん、おはようございます。

ロレックスさんのブラックミラーとラッカーポリッシュ、
何故か比較対象になっている例がありませんね。

でも私的には、ブラックミラーの進化型が
ラッカーポリッシュと信じているのですが。

そしてブラックミラー、
しかも実はサブマリーナは相変わらず
結構な勢いが有りまして
今後も高くなる一方のようであります。

もう私も自分用には手に入れる事が出来ない
かも知れません。

ちなみに今回ちょっと書いたオークションで
6200、すなわちサブマリーナの原型のひとつに
5千万円の値が付き、過去最高額を更新してしまったようです。

レジェンドダイバー、いいですね。
私がお薦めした人達は皆、
大喜びで買っていかれますw

そして痛く感謝して頂いています。

ロンジンさん、決して侮れませんね!

何故かこんなところに月齢表示。
プロフィール

wakmanndiver

Author:wakmanndiver
大学で物理の学位を所得後、フロムAを片手に何となく入った時計業界。
以来、ジャンルにとらわれずありとあらゆる時計の小売、卸売、オリジナルやOEM等の企画提案、そして扱ってきた時計の商品説明、取説などを必要に迫られて色々と書いているうちに時計の蘊蓄が異様に溜まっている事に気付いて覆面ライターと化し、異業種の企業に時計について語れ、などと呼んでもらったりしていたら、気付けばカードフォルダの中の名刺達はその9割がアパレル関連の方達のものだったりして、自身、時計よりも英国靴の方が好きだったりもする、きっと珍しい時計人。

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