何故か悶絶!のパテック フィリップ Ref.5004T !!!(涙)
そうなのです。
私はまたしてもよく考えれば考える程に、
私とはあまり縁がないであろう世界を垣間みて来たのです。
すなわち、アンティコルムさんのプレビューなどを見てしまって
そこに置いてあった時計が妙に気になってしまって
普段なら私は、
分不相応と思われる時計を欲しがるものでは無いと
普通に冷静でいられるのですが、
「出来る事なら落札してしまいたい」
なんて夢のような事を考えてしまう位に
そのお姿が妙に頭から離れなかったりするのです。
それが上に貼付けたる
パテック様の5004Tという時計なのですが、
これはここで繰り返す必要も無いでしょうが
要するにチャリティオークションの為に1本だけ作られたものらしく
こんなオンリーピースでなくとも
十二分に入手が困難と言われる5004、
これを手に入れるには
現実問題としまして
どう考えても一億円以上のお金が要るようでありまして
しかしそれだけお金があれば手に入るかもしれないのでありまして
そしてもちろんこれもここで繰り返すまでもなく
今の私には時計1本に一億円を投下する財力など
備わっていないのであります。
そのお姿はガラス越し、
しかも全てのパテック様の時計達と同様に
ファクトリーにてシールドされた、
すなわち密閉されたビニール袋の中に入っていたのでありまして、
実際には私の若干近視の目では
文字盤のカーボンパターンまでは確認出来なかったのであります。
そしてスタッフの方のお話によりますと
今回のプレビューにこの時計の完成品が間に合わなかったらしく、
どうやら私がご対面したのはモックアップであったようなのですが
スプリットセコンドクロノと永久カレンダーを搭載した
雲上コンプリケーションでありながら
鈍く光るチタンケースに
カーボンパターンを施したストラップの組み合わせは
ミドルレンジのスポーツウォッチ的
お手軽風雰囲気だったりしまして、
その決して大きすぎないサイズ感と共に
妙に親近感を覚えてしまうのです。
しかし気安く近づこうとすると
突然立ち上るパテック様らしい高貴なオーラに目がくらみ、
「大変失礼致しました。」
となる。
私的にはそんな時計に見えたのです。
そんな素晴らしいさり気なさが
私には妙に魅力的なのですが。
Cal. CHR 27-70 PS Q。
5004のエンジンであります。
スプリットセコンド用コラムホイールと同軸にある
タコ型の歯車が何ともキュートではないですか。
5004Tはトランスパレントバック採用で
いつでもこのタコ様のお姿を鑑賞出来るそうです。
そしてこの世にも美しいムーブメント、
そのベースはスピマスの321と同じ(?)
レマニア2310だったりするのですね。
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テーマ : 腕時計
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