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インターさんはどうなのか、の弐

IWC ポルトギーゼ クロノグラフ オートマチック IW371446

IWC
ポルトギーゼ クロノグラフ
IW371446




いやはや、
これを機にインターさんとETA-Valjouxさんの関わりについて
色々調べてみたのですが、

恐れ多くも「インターさんの頭脳」と呼ばれた
クルト・クラウス大先生がいかいにして
7750を磨き上げ、使い倒して来たかという歴史が
そこには広がっていたのでありました。

1981年のポルシェ・デザインさんとのコラボレーションによる
チタン・クロノグラフに始まり

1985年のクルト・クラウス大先生の設計による
シンプルな永久カレンダー、

1991年の永久カレンダーとミニッツリピーターを搭載した
グランドコンプリケーション、

更には2000年のダ・ヴィンチ・永久カレンダー・トゥールビヨン
に至るまで

これら全てを7750をベースとしているという
こだわりようなのであります。

私的には、
私が機械式時計に目覚めたきっかけとなった
Cal.89を設計したという
高名なアルバート・ペラトン大先生の愛弟子であり
半世紀に渡ってインターさんの技術部門でご活躍された、
ただこれだけでクルト・クラウス大先生に
全く頭が上がらない訳でありまして

その大先生が愛し続けていたのかどうかは分かりませんが
ベースとして使い続けた7750を
あくまで私的には、ではありますが
悪くは思えないのであります。

少なくとも私のようなヤカラには
7750について語る資格すら無いのかも知れない、
とCal.89を愛するが故に思ってしまう私は
きっと相当に変な人に違いありません。

もっとも、
全く異なる背景の下に生まれたCal.89と7750を
関連づけて考える事自体に
相当な無理がある事は確実ですがw


もしアルバート・ペラトン大先生が今、
このインターさんと7750の歴史についてご覧になったら
どのような見解を持たれるのか。

ひどく気になるところであります。。。


とやっておりましたら
今までになくマニア向けなお話しになってしまいまして

取り急ぎ知れば知る程に
Cal.80110を分解していったら7750が残った、
なんて話が全く不思議に思えなくなって来た

どこまでも困った私でした。




IWC インターナショナルウォッチカンパニーGST パーペチュアルカレンダーIW375618ホワイト

IWC
GST パーペチュアルカレンダー
IW375618



PerpetualDrawing.jpeg
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テーマ : 腕時計
ジャンル : ファッション・ブランド

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Re:

答えが出づらい事柄を誠実に追究する本ブログの姿勢が好きです。

ETAの何がいけないのかと正面から問われれば、きちんとした機能的な欠点は挙げにくいですね。
かつてインヂュニアの針フラフラには閉口しましたが。。。

ウイスキーでもブレンデッドよりもシングル・モルトの方が本格という風潮がありますね。
ブレンデッドを擁護するにしても、シングル・モルトの良さは確かにその通りだがブレンデッドにも云々という形の一ひねりが入ります。

何やら私たちには物作りという分野でオリジナリティ、一からの手作り感を求める傾向があるのかもしれません。
起源の純粋性を確認したがる性行というか。

私の16520はじゃあ何なんだという話にもなりますがσ(^_^;

No title

はじめまして。
ブログをひと通り読ませていただいて、もしかして自分が先日購入した時計はwakmanndiver氏からではないかと思えて来ました(笑)

No title

結局ムーブメントを1から作ってしまうにはあまりにコストが
かかりすぎる・・・。 なので、既成のムーブメントを土台に
してそれにオリジナリティーを加える方向を選んだ・・・。

でも、考えてみればパーセンテージの問題なのかもしれませんね・・。

自社ムーブであってもひげゼンマイなどはやはり外注も多いでしょうし、
僕が知らない細かな部品で外注になっているところも多いでしょう・・・。

その外注の割合を限りなく0に近づけて行くのか・・・、それとも
土台はETAにして、50〜60%の状態から作り上げて行くのか・・・。
それとも土台はETAだけど、かなり改良を加え、ETA30%の状態で
自社ムーブを主張するのか・・・。

これを完全に0%とするとかなり知識通になり、それでも疑わないと
いけない神経戦になるか、それかバカ高いお値段の時計を買わないと
仕方がないことになるのかな・・・、と思います。

ならば、今ひとつ買いたくなれない理由はどこにあるんだろう・・・。
それはIWCが開拓したいと思っているだろう方向性かな・・・と
思いました。

すごく質感がいいかわりにステンレスなのに重く感じる素材・・・
さらに超弩級のサイズ・・・。 最初は西洋人向けかな・・・?と
思いましたが、あちらの方でも、普通の人はそんなに大きなサイズ
の時計を着けていませんし、やはり世界的にはロレックスのあの
サイズが一番売れていると言っても過言じゃない訳です・・・。

となると・・・、IWCは明らかに趣味性が高いサイズとしてして
あのサイズの時計を売っており、やはり今後はその手の時計に
特化して行くのでは・・・。

ポートフィノにしてもデザイン的にオールマイティーではないと
思います。 ミラネーゼブレスは好きな人もいればもうひとつ
受け入れられない人もいる・・・。 パイロットウォッチでさえ
大型化・・・。 インヂュニアは少し小さくしたようですが、
それでも40mm・・・。

やはり、それより下のサイズに入り込もうと思ってもロレックス
という絶対的なメーカーの存在・・・。 あえて大胆にも小型化に
踏み込んだジャガー・ルクルトは自分たちの時計が直接ロレックス
と同じカテゴリーで対決する時計ではないとわかっているのかも
しれませんが、それでもロレックスが支配しているカテゴリーと
比べると明らかに小さなカテゴリーをターゲットにしていると
思います。

結局ロレックスという巨頭がいる以上・・・、ニッチな分野を
狙うしかない・・・。 こうなると好みの問題になってくるので
やはり「買いたいなあ」とまでは思っても実際に購入にまで動く
人が少なくなるのも当たり前なのかもしれないなあ・・・と思い
ました・・・。

長文失礼致しました・・・。m(_ _)m

Re: Re:

モーリーガンさん、ありがとうございます。


> 答えが出づらい事柄を誠実に追究する本ブログの姿勢が好きです。
身に余るお言葉、ありがとうございます。
しかしそんな立派なものでもありませんので・・・w

> ウイスキーでもブレンデッドよりもシングル・モルトの方が本格という風潮がありますね。
> ブレンデッドを擁護するにしても、シングル・モルトの良さは確かにその通りだがブレンデッドにも云々という形の一ひねりが入ります。

実は私もスカッチは好きです!

ブレンデッドが侮れない件につきまして、
実はありふれた安酒と思っていた、
とてもお手軽価格から展開している
ブレンデッドの超有名銘柄を守り続ける
マスターブレンダーの
ストイック過ぎる生活をモノの本で知り、

これだけ遠く離れた日本に於いてこれだけ有名なのには
当然のようにちゃんとした理由があり、
世界中で愛され、親しまれていることの証ではないか、
と気付くに至ったのでありました。

それ以来、取り急ぎ有名なものについては何にせよ、
出来るだけ先入観を持たずに興味を持ってみようと
思うようになりました。

> 何やら私たちには物作りという分野でオリジナリティ、
一からの手作り感を求める傾向があるのかもしれません。
> 起源の純粋性を確認したがる性行というか。

激しく同意致します。

> 私の16520はじゃあ何なんだという話にもなりますがσ(^_^;

正直申しまして、
16520のことを「エル・プリ」と呼んで
分かったような気になっている人が多いような気がしまして

そして私と来たら
そんな人の話を全面的に否定したい衝動に
駆り立てられてしまうという、
困ったクセに悩まされているのです。

ロレックスさんのCal.4030というムーブメントは
エル・プリメロの最大のキャラクターである
「ホットな部分」を
ロレックスさんらしい安定感溢れるものに置き換えてある訳で
それはもうエル・プリ等と呼べるシロモノでは無い!

とか分かったような事を言いながら、
実は一番分かっていないのは私の方なのかもしれませんがw





Re: No title

hairunoさん、ようこそ。
この度はコメントを頂き、誠にありがとうございます。

hairunoさんがお求めになった店員さんが
良い年をしているくせに
どこまでもクドく、お客様に反抗的で
同情したくなるような人であったとすれば
それは確かに私だったかもしれませんよqqqqq

そんな私ですが、
今後とも何卒宜しくお願いします。

Re: No title

ばけねこさん、

私のこの不毛なるブログごときに
こんな熱心なコメントを頂き、誠に恐縮です。

私的には、インターさんがETAをベースとして来たのは
7750や2892の基本設計には非の打ち所がない
と考えているから、と思いたいのです。

そう、きっと「思いたい」だけなのですwww

もしかしますと部品の外注の比率より、
やはり構造や機構や特性等ののオリジナリティの方が
自社ムーブメントを語る上で
重要なファクターなのかもしれませんが

ETAさんの輪列配置を用いつつも
インターさんらしいアウトプットが
実現出来ているとすれば

例えば80110は7750改だ、
なんて議論に大した意味は無い!

と思いたい、、、

そうです。
全てはインターさんに対して肯定的な自分でいたい、
という極個人的な願望に過ぎないのかもしれませんねw


オメガさんはロレックスさんに
宣戦布告と取れる発言をしましたが

インターさんにはインターさんらしい誠実さによって
道具としての機械式時計の役割を諦めた時計業界に
喝を入れてやって欲しい・・・

出来ればアストロンやGショックを上回る機能性を持つ
機械式時計を作って業界に激震を、、、

ありえないですよねw

考えてみれば、ダ・ヴィンチ程の多機能ムーブが7750ベースというのは、驚きですね。

勿論インターさん程の技術力と歴史があるメーカーですと、どうしても自社製という事に拘ってしまいがちですが、逆に言えば7750をあそこまでスペシャルな物にしてしまうインターさんの技術力というのも特筆ものですよね。

自分が今までいくつか所有した時計と同じ機械が、扱うメーカー(チューナー?)によってはグランドコンプリケーションにまで昇華してしまうんですよね。

新規で開発して信頼性が不確定な時計より、メンテナンスも含めて確実な信頼性の7750を選んだのが現在のIWCらしい選択なんですかね?

Re: タイトルなし

おっと、みつぼんさん、
ありがとうございます。

有名な永久カレンダーのみならまだしも
ミニッツリピーターやトゥールビヨンを作っても
7750を使う。

今更ながらですが
私も大変な驚きだと思います。

ただ簡単だから、手軽だからという理由で
7750を使っているのでは無いという事の証ではないか、
とすら思ってしまうのです。

まさにみつぼんさんがおっしゃる通り、
だと私も感じております。

サイズ感で撃沈×2

まことに機を逸した感がありありのコメントで失礼します。

複雑系ではありませんが、先代アクアクロノ、パイロットクロノローレウスという、硬派という訳でもなく、なんなのかキャラが良く分からない時計たちを所有していたことがあります。
サイズ感がしっくり来なかったため、両者とも放出となりましたが・・・(涙)
精度はさすがのインターさん、+1~3秒でした。
文字盤もキレイでした(しかし目盛が細かすぎて視認性が今2つくらいだったのも、放出要因の一つ)
最近の45mmオーバーモデルは言わずもがな、42mmサイズでさえ、日常的には持て余してしまう私でした。13年目のお付き合いとなるマーク15の38mmはサイズ感・視認性ともに大満足です。
しかし、JLの42mmのディープシークロノ1959には、興味津々・・・懲りない輩です(^^;)

インターさんの中古市場は強気ですが、需要があるのはさることながら、時計屋さんにとっても、売り買いしやすい時計なのかな、なんて、素人が思ってみます。
機械の信頼性が高いので、機械式時計初心者にも安心しておすすめできるし、メンテ費用があまりかからないので、高値で買い取りできるし・・・なんて。
(もちろん複雑系は除く(汗))

Re: サイズ感で撃沈×2

ねがぽじさん、ありがとうございます。

とにかく、最近のインターさんの時計はデカイですよね。
激しく同感です。
マークXVIIの41ミリなら何とかセーフと思えるのですが。

ルクルトさんのディープシークロノは
750系の素晴らしいムーブメントと
近年改善が著しい優れた外装デザインが相まって
とっても魅力的だと思います。

ルクルトさんといえば少し前までの
あのわざとダサくしているとしか思えない(失礼!)
個性的な意匠の数々が好きだったのですが
最近は随分とお洒落になりましたよね。

この辺りを是非一度記事にしたいのですが
どうも私にはルクルトさんを斬る勇気がなく・・・

一に勉強、二に勉強、ですね!

今後とも宜しくお願いします。
何故かこんなところに月齢表示。
プロフィール

wakmanndiver

Author:wakmanndiver
大学で物理の学位を所得後、フロムAを片手に何となく入った時計業界。
以来、ジャンルにとらわれずありとあらゆる時計の小売、卸売、オリジナルやOEM等の企画提案、そして扱ってきた時計の商品説明、取説などを必要に迫られて色々と書いているうちに時計の蘊蓄が異様に溜まっている事に気付いて覆面ライターと化し、異業種の企業に時計について語れ、などと呼んでもらったりしていたら、気付けばカードフォルダの中の名刺達はその9割がアパレル関連の方達のものだったりして、自身、時計よりも英国靴の方が好きだったりもする、きっと珍しい時計人。

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