実用機、高級機・・・其の弐
ROLEX OYSTER
COSMOGRAPH
DAYTONA 116520
と、いうことで
前回は余りにもシリキレトンボにて
相変わらず駄目な私となってしまいましたが、
取り急ぎ受け売りの続きを綴ってみるのです。
そうなのです。
高級機の特徴は頑丈さと芸術性の高さ、
ということのようなのですが、
それではより身近な存在と言える
実用機の方はどうでしょうか。
実用機と言えば、
常々私は機械式時計の実用性について
否定的な意見を主張し続けて来た訳ですが
機械式時計の分類上での呼称であり
これはこれでよし、
としてしまう事をお許し下さい。
一般的に実用機はシンプルな構造と
強いゼンマイによって文字通りの実用性、
すなわち精度と信頼性を目指したもの
という事が言えるのでしょうか。
例えばクロノグラフのリセットハンマーは
クロノグラフ針に取り付けられたカムを
文字通り叩いてリセットする訳ですが
実用機ではピラーホイールの束縛から放たれた
ハンマーが直接カムを激しく叩いて
まるで真剣白羽取りの様に激しく帰零させるのに対し
高級機では中間的システムを介して衝撃を和らげつつ、
風が吹けば桶屋が儲かる的ステップを踏んでから
最終的にカムに到達するのです。
すなわち、高級クロノグラフに於いては
デイトナなどのようにビシッツとバシッと帰零せず、
ふにゃっとリセットされるものが多いのです。
そしてちゃんとボタンを押さないと
クロノ針が微妙な所で止まってしまったり
ちゃんと押したはずなのに2秒前で止まったり
でもしばらくしてもう一度見ると
知らぬ間にど真ん中に戻っていたりするのです。
いずれにせよ、私としましては
機械式時計という極めて古めかしい仕組みで動くものに
対してパーフェクトな作動を求める事自体が
ナンセンスな気がしてならないのですが、
時計への理解や思いやりなく
クロノ針がど真ん中に戻らないなどといって
怒るのは止めにしようではないですか。
って、遂には何が言いたいか分からなくなってきましたが
自分の時計がバリッと作動しないときこそ
どんな仕組みで自分の時計が動いているのかについて興味を持ってみると
多少フニャ,っとしていても気にならなくなる、
いや、気にしてはならない事に気付く事も多いのです。
時計に深い関心があるが故に許せず、
大切なはずの時計の痛くもない腹を
何度も何度も切ろうとする、
その結果状況が余計に悪くなって
そしてしまいには時計を返品したくなる・・!
余りにも愚かではありませんか。
繰り返しにはなってしまいますが
機械式時計とお付き合いいただくには
理解と思いやりが肝要かと。。。
テーマ : 腕時計
ジャンル : ファッション・ブランド

